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こちらは、「おでかけライブin熊本城（以後、おでライ熊本）」という名前の同人誌即売会レポです。

まずおでかけライブとは、スタジオYOU主催の同人誌即売会「コミックライブ」の地方出張版です。
沖縄、金沢あたりの盛り上がりはすごいらしい。スタジオYOU主催の地方イベでは、「仙台コミケ」「広島コミケ」がある。使い分けは謎。
おでライは熊本で初めて！と思っていたのですが、実際は十数年ぶり～〇十年ぶりだったそう。

なぜおでライ熊本をこんなに喜んでいるのか
熊本の同人誌即売会が消えかけていたから。
2010年代までは個人主催の同人誌即売会が複数あったのですが、ゆるやかに消滅。
個人主催系は主催さん一人の負担がでかいから仕方ない……とはいえ、福岡まで行かないと同人誌即売会がないというのは色々厳しい。地元に同人誌即売会があると、学生時代から身近にあり自然に創作者人口が増える体感。
熊本地震の後の2017年に、Akabooがコミックシティ熊本１を開催してくれたものの、２は開催されず。
2021年に、comicfes熊本（CF熊本）という個人主催イベントが企画されていたものの、コロナ禍で立ち消えに。
熊本の八代で「Ciegs」（読み：しえぐす）という同人誌即売会があるものの、熊本市内はこのまま消えていくのかなあ……と思っていたところに、「おでライ熊本」爆誕。本当に嬉しいことだったのでした。

私は気力が謎に尽き書けなくなっちゃって新刊を間に合わせませんでした。悔しい。
四月に「Ciegs2025」が開催され、サークル参加しました。ほんとう有難いんですが、二か月連続に新刊を出すぞ！と頑張ったのがダメだったのかもしれない。あと、試験勉強や介護を並行していたのもかな……？
当日もあんまり体調がよくなく、新刊がないことも相まって朝から「もう……よくないか？」と目が死んでいたんですけども、結果から言うと「ほんと行って良かった～！！」です。

イベント会場は「熊本城ホール」。熊本城が近いのはもちろん、熊本の主要なバスターミナルである「桜町バスターミナル」及びショッピングモール「サクラマチ　クマモト」と接続しており、アクセスがめちゃくちゃいい！
（CC熊本は「グランメッセ熊本」が会場でした。こちらはビッグサイトと同様に企業の展示会に使われることが多く、同人誌即売会向きなハコでもあるんですが、いかんせん熊本中心部からのアクセスが鬼！ただし、復興祈念のイベントだったので、被害甚大であった阿蘇や益城に近いことは象徴的だったかも。また、熊本は車社会である、高速のインターから近いなどもあります。閑話休題）

いや、活気すご！人が多すぎて通路せま！
イベントが実質初回だったのもあり、何も読めてなかった……というか、マイナス思考なので悲しい予想ばかりしてたんですけど、本当に嬉しい誤算でした。
コスの人も多い！とうらぶコスの方と話せたし、RKRNコスの方が多かったんですが実はRKRNチョトワカルの民なので目が幸せ～でした。
RKRNの推しカプの本が出てて、そこで「まさか自カプの本が地元で出ると思ってませんでした」と話したら握手してブンブン振られてウケました。
「映画見てない」と白状すると「なんで見てないんですか！？」「なんか……怖くて……」「ﾝｱワカリマス」になっていた。すべてが食い気味のステキゲンキなお姉さんでした。またご本楽しみにしています。

本と言えば新刊出してる方の比率が高かった！そして直接搬入している方も多かったですね（仕様を見るとなんとなくわかる）。
サークル者が根こそぎ明るかった感じします。なんか嬉しくて楽しかったもんね……わかる。

お話ししてくださった方、お立ち寄りいただいた方、お手に取ってくださった方ありがとうございました！
いじけてる場合じゃないな～～！！と思いました。
別に自ジャンルの布教がしたいわけではないので紹介ペーパーとかに消極的なのですが、机上が本だらけのサークルになって、この本どうですか？になりてえ。机を本で埋めてえ～！
の気持ちになりました。

七月のCC福岡どうしようね。三月のCiegsとおでライで、どっちも出る以外の選択肢は存在しなかったけど、二か月連続にイベント出るとさすがに疲れがすごいからね……。
本当は、おでライ熊本で新刊を出せたらCC福岡に出ようと思っていたのです。でも今回の新刊を引っ提げて福岡に行くのもありなのかもなあ。
それと１０月におでライ熊本２が決定して、サークル参加したいのはやまやまなんですが、秋が試験のソノアレなので……
でも２冊出してえ、小説の練習もしてえ！欲は尽きることないですが、気ままに行きたいです！